インタビュー

相双地域で実際に就農した方や先輩就農者にインタビューしてみました。農業経験がまったく無かった若い力も続々と活躍しています。

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先輩から学べる!成長できる! 就農1年生のホンネ

農事組合法人アグリ 吉田貴幸さま

福島県双葉郡葛尾村出身の吉田貴幸さんは、福島県農業総合センター農業短期大学校を卒業後、2020年4月から川内村にある農事組合法人アグリに入社しました。 現在は水稲、ぶどう、タラの芽の栽培について、先輩社員から学びながら、経験を積み重ねる日々を送っています。

「入社のきっかけは、在学時に実習で2週間お世話になったことです」と吉田さん。 失敗しても優しく励まし、笑顔で支えてくれた温かい社風が決め手になりました。 先輩を見て学び、アドバイスをもらい、成長できる環境で働きたいという思いも、雇用就農を選択した理由の一つです。 「農業は一人でやっても楽しくないです」という吉田さんの言葉からも、周囲と協力して進める現在の仕事の充実感がうかがえます。

就農後の心境を尋ねると、「毎日体が痛いです。刈り払いやトラクターのオペレーションなど慣れない作業に体が強張り、自分の未熟さを実感しています。 同じ作業をしても、先輩のように効率よく動くことができなくて。まだまだ学ぶことは多いです」と、吉田さんは笑います。 一方で、「小さかったぶどうが日に日に大きくなったり、手入れをすることで実の形が良くなったり、自分が育てている作物の成長を感じることが大きなやりがいにつながっています」と、疑問や課題をクリアすることで出来ることの幅が広がり、仕事がどんどん楽しくなっているそうです。

吉田さんは、休日でも偶然通りかかった他所の田んぼが気になり、つい見てしまうそうです。草もなく、きれいに刈り払いされた田んぼを見て、「自分の会社の田んぼも常に手入れの行き届いた状態にしておかなければならない」という目標を持って仕事に取り組んでいます。 「あの時やっておけば良かったという後悔だけはしたくない」と話す吉田さんは、休日も動画等を見ながらオペレーションの知識、技術を磨くなど、今の自分にできることから行動に移すよう日々努力しています。新たな農業の担い手として地域の期待を背負う吉田さんのさらなる活躍が期待されています。

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ビジネスとして農業に向き合いたい!仲間と共に悩み、奮闘する充実の日々

(有)I Love ファームおだか 戸津政紀さま

福島県南相馬市でブロッコリーの生産販売を行う、(有)I Love ファームおだかの戸津政紀さん。 同社では今年度、51haのほ場、16棟のハウスで、定植機やロボットトラクターなど大型機械、ドローンによる個体識別システムなどを導入した機械化農業を行っています。

学生時代から「将来は実家の農家を継ぎたい」との思いを抱いていた戸津さんは、社会勉強のため北海道の農業法人で1年間、ブロッコリー栽培等を経験。 晴れて2012年、北海道和寒町の実家で就農を果たしましたが、「もっとシビアに収入面などを考えながら、ビジネスとして農業に取り組みたい」との思いが日増しに強くなり、雇用就農の道で生きていく決意を固めました。 前職での縁故もあり、南相馬市に転籍して(有)I Love ファームおだかに入社した戸津さん。現在、仲間と共に働く事ができる環境に満足していると言います。

ブロッコリーの播種から育苗、定植、管理、収穫、選果、出荷まで、全ての工程に関わる戸津さんの現在の目標は、生育を揃える技術を習得すること。 「生育にバラツキが出ると、同じほ場に3〜4回収穫に入らなければならないんです」。均一に生育すれば収穫作業は一度で済み、作業効率が劇的にアップします。発芽状況、定植後の生育の状態、畑の地力などバラツキの原因は複雑で、対策も難しいとのこと。そのため(有)I Love ファームおだかでは、シーズン毎に必ず全員で反省会をします。 春蒔きと秋蒔き合わせて7品種を扱っているため、資料を読んだりネットで調べたり、常にブロッコリーのことを考えていると、戸津さんは話します。

「簡単じゃないからこそ、自分の考えた対策が認められ、実際に効果が出た時は言葉になりません。収穫できた時の喜びもひとしおです」。仲間と課題を共有し、悩みながら試行錯誤するのも農業のやりがいの一つだと言います。 「美味しいブロッコリーを作りたい、収量をもっとアップさせたいと全社員が一つになって高め合う喜びは、実家を継いでいたら味わえなかったと思います」と、仲間と共に大規模農園で働く魅力について話してくれました。

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