相双地域とは?

太平洋の海原と山々に囲まれた
相双地域の雄大な自然

「相双地域」は、福島県のうち、東は太平洋、西は標高600m余の阿武隈高地に挟まれた「浜通り地方」に位置しており、北の「相馬地域」と南の「双葉地域」に分けられます。

相馬地域・・・相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村
双葉地域・・・広野町、楢葉町、川内村、富岡町、大熊町、双葉町、葛尾村、浪江町

平成23年3月1 1日に発生した東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により、双葉地域の8町村と飯舘村の全住民及び南相馬市小高区を中心とした住民が避難生活を余儀なくされました。 しかし、その後の避難区域の再編や避難指示の解除により、現在は一部地域を除いて住民の帰還が進んでいます。

相双地域

大自然の中で育む新鮮な野菜

相双地域は福島県内でも夏は涼しく、冬は温暖で降雪の少ない地域であり、
温暖な気候を生かした様々な農作物の栽培が可能です。
東京から仙台をつなぐ国道6号線や常磐自動車道が南北に通っているほか、
磐越自動車道や東北中央自動車道(相馬福島道路)が阿武隈高地を横断し、中通りからのアクセスも便利です。

地域の魅力

東北だから寒い?実は、とても過ごしやすい気候です。

相双地域は県内でも、夏は涼しく、冬は温暖で降雪の少ない地域です。
その中でも特に海岸沿いの平坦部は温暖な地域ですが、夏季はやませの影響を受けやすく、冬季は雪が少なく乾燥した晴天の日が続きます。
また、阿武隈山地は内陸性の気候で、平坦部より夏季はやや涼しく、冬季は比較的冷え込みが厳しい地域です。

福島の美しい水、土、空気。相双の雄大な自然で農業を楽しもう。

震災前は、水稲を中心に温暖な気象条件を活かし、トマトなどの野菜が生産されていたほか、阿武隈山地では林業や肉用牛の生産が行われていました。
津波被害と原子力事故により一時営農の中断を余儀なくされましたが、現在は新たな産地づくりを目指して地域一体となって頑張っています。
津波被害を受けた沿岸部は基盤整備が進み、1ha区画のほ場で水稲や麦・大豆といった土地利用型作物の栽培を行う法人が多いのが特徴です。
また、温暖な気候を生かし、様々な農作物の栽培が可能であり、ブロッコリーやタマネギ、参入企業による加工サツマイモ、花きの栽培が拡大しているほか、 ナタネ、エゴマなどの特用作物を推進している地域もあります。

周辺からアクセス

東京から仙台をつなぐ国道6号線、常磐自動車道が南北に通っており、スマートICを含め、ICが7か所あります。
また、国道114、115、288号線や県道12号線、磐越自動車道や東北中央自動車道(相馬福島道路)が阿武隈高地を横断し、
中通りからのアクセスも便利です。


周辺からのアクセス

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